20thAnniversary

この20年を、 つぎの翼に。

一機の翼が磨いてきた知を、航空を超えて社会へ。
ANA総合研究所は、設立から20年の歩みを振り返り、
次の航路を描きはじめます。

20th ANNIVERSARY 株式会社ANA総合研究所ANA STRATEGIC RESEARCH INSTITUTE

Prologue

20年前、
私たちの原点は、ここから始まりました。

新しい航空産業の価値を、 創造・実現する

その命題を胸に、20年、挑戦を重ねてきました。

積み重ねてきた研究と対話は、地域へ、教育へ、人へと届きはじめています。
そしてその想いは、未来へと広がっていきます。

これは、その歩みの記録です

Chronicle

20年の航跡

  1. 2006

    Origin

    翼が人を育て、人が知を動かす

    ANA総合研究所の真価は、「人」にある。
    2006年、大空を支える現場で経験を重ねた人びとが、ここに集まった。
    一人ひとりが築いた経験と知を掛け合わせ、航空という枠を超えて社会の問いに挑む。
    無形の資産を、有形の価値へ。
    人と知の躍動が、社会とともに新しい価値をつくり出していく。

    Established · 設立
  2. 2007

    Field

    経験と知を地方に展開

    2022年度まで38の自治体と団体に研究員を派遣(現在はANAあきんどに移管)。研究員が自ら地域に立ち、空で磨いたノウハウを手に、未来を描く。「現場主義」の確かな一歩となった。

    Region · 地域活性化
  3. 2007

    Connection

    時空を超えて海の道が地域を繋ぐ

    第1回寄港地フォーラムを山形県酒田市で開催。かつて日本海各地を結んだ交易の航海を、現代の地域間交流プラットフォームとして構築。2017年には北前船日本遺産推進協議会と一般社団法人北前船交流拡大機構を設立。2020年には一般社団法人地域連携研究所を設立。ANA総合研究所を事務局として、2026年までに北前船寄港地フォーラムは37回開催、地域連携研究所は8回開催、北前船日本遺産推進協議会には52市町が加盟。

    Region · 地域活性化
  4. 2007

    Nurture

    知を、次の世代へ手渡す

    実務家教員による大学講義を開始。
    大学との連携は、年を追うごとに関東、中部、関西へと広がった。
    エアラインビジネスやホスピタリティをはじめ、PBLやキャリア形成など、
    講義という形で現場の最前線を若い世代へ届ける。
    未来を担う若い世代の成長を支えていく。2026年度までに講師派遣校103校、講義受講者数約18万人。

    Industry–Academia · 産学連携
  5. 2008

    Intelligence

    現場の知を、政策の言葉に

    国土交通省、観光庁、各地の自治体への政策提言活動本格化。審議会や委員会の場で、研究員たちは机上の理論ではなく、空港で、地域で、確かめてきた知を実務に裏打ちされた提言を重ねてきた。

    Policy Proposal · 政策提言
  6. 2008

    Publication

    航空業界に対する理解促進

    「航空産業入門」を発刊。
    航空業界の仕事や歴史をわかりやすく説明し、大学における講義に活用すると同時に航空利用の促進を目指す。その後以下の書籍を発刊。
    2013年「航空とホスピタリティ」
    2014年「エアラインオペレーション入門」
    2020年「Hospitality English」

    Publishing · 出版
  7. 2015

    Global

    海を越え、地域の価値を世界へ

    CEEJA(アルザス・欧州日本学研究所)との協力覚書調印。
    仏CEEJAとの協定を機に、地域の食文化や伝統は欧州へ、持続可能な観光モデルを国内へ。
    文化の誇りは世界へと広がり、新たな知の循環が始まった。

    Region · 地域活性化
  8. 2017

    Innovation

    地域と一体となった
    観光イノベーションへ

    ONSEN・ガストロノミー推進機構始動。
    「温泉」と「食」の組み合わせによる観光のイノベーション。
    日本の温泉地を拠点に、地域の自然・歴史の散策、ご当地グルメやお酒、温泉を一体となって楽しめるイベントがANA総合研究所を事務局にして始動。

    Region · 地域活性化
  9. 2022

    Learning

    海を越えた学びが、未来を動かす

    2022年にベネチア カフォスカリ大学と連携協定を締結、大学との連携は海を越え世界に拡がる。
    2024年からはインターン生の受け入れ、オーバーツーリズムなどの課題に対して、グローバルな視点で向き合う実践的な「学び」を展開。地域の現場と世界の知を掛け合わせ、新たな価値を生み出す。

    Industry–Academia · 産学連携
  10. 2023

    Expand

    海を越えた学びはさらに拡大

    London Business Schoolのビジネスコンテストへの協賛開始。
    欧州トップクラスの大学院生による地域活性化策の提案により、高付加価値インバウンド誘致のヒントを自治体に提示。
    2026年からスペインIESEとの協業開始。

    Region · 地域活性化
  11. 2026

    Future

    この20年を、つぎの翼に

    設立20周年。これまで積み重ねてきた知を、さらに開かれた知へ。20年の知的財産を、社会へと届く形へと解き放つ。次の航路に向けてさらに挑戦を積み重ねていく。

    20th Anniversary · これから

since 1977

季刊誌『ていくおふ』創刊号(1977年12月)
Legacy

季刊誌『ていくおふ』、
企画編集業務をANAから受託

1977年に創刊され、航空や観光、地域振興などの論文や記事を掲載し「航空業界、交通業界の明日への飛躍、発展を」を目指す。

Quarterly Journal · 出版

Top Message

会社設立20周年のご挨拶

代表取締役社長 矢澤 潤子

おかげさまで当社は、設立20周年を迎えました。温かいご厚誼を賜るお客様やパートナーの皆様、ANAグループ各社、そして会社を支えてくれた歴代の社員一人ひとりに、心より感謝申し上げます。

変化の激しい時代だからこそ、「不易流行」の姿勢が問われています。航空の現場で積み重ねてきた「信頼と安全」と仲間との絆を、揺るぎない軸として守り抜いてまいります。

種を播いても実らなかった試行錯誤が、今を育む土壌となりました。幸田露伴の説く「惜福・分福・植福」のように、次は未来のために種を植える番です。20年後の世代へまっすぐ手渡していける仕事を、丁寧に重ねてまいります。

今後とも変わらぬご愛顧とご指導を賜りますようお願い申し上げます。

2026年10月30日 株式会社ANA総合研究所 代表取締役社長 矢澤 潤子

Words to Carry Forward

原点からのメッセージ

詳細はこちら